医学知識の必要性

 病気やけがは突然襲ってくることがあります。大家族や隣近所との付き合いが多い場合には、病気になってもお互いに助け合うことができます。しかし、全ての人がそのような環境にいるとは限りません。医療技術が高度化し専門化したこともあり、患者さんの医師や病院に対する依存度は高まる一方です。

 また、様々なメディアを通じて膨大な情報が氾濫しているため、自分にとって役に立つ情報を入手することが困難になっています。インターネットが発達して医学情報が入手しやすくなったとしても、実際に病気やけがになったときに、自分に必要な正しい知識を入手できるかどうかはわかりません。

 このような状況では、自分や家族が病気になったときに、自分である程度判断するための基本的な医学知識を習得しておくことが役に立つと思います。より正確な知識を身につけていれば、漠然とした不安にかられることも少なくなる可能性があります。


医学知識検定の意義

 より正確な医学知識を習得するには、医学専門書を読んだり、専門家の話を聞いたりすることが必要です。しかし、一般の人々にとって専門書や医学情報を直接学ぶことは難しく、雑誌やテレビ番組などから得る情報が多いのではないでしょうか。

 そこで、より正確な医学知識をより手軽に身につけることを目的とした「医学知識検定」を実施することにしました。一般の方々を対象に、日常生活で役に立つ医学知識をテーマにした検定です。検定にチャレンジしながら、必要な医学知識を楽しく習得していただければ幸いです。


日常生活で役に立つ医学知識を習得

 医学知識検定は、不必要な専門知識を増やすことが目的ではありません。日常生活に必要となる基本的な医学知識の習得を目的としています。そのため、難解な専門用語を覚えることや専門用語を必要とする問題ではなく、普段の生活で使う言葉を使い、そのまま覚えるだけで日常生活に役立つ検定を目指します。

 検定では、実際の症状や症状の部位から病気や障害を推測する知識、これらの症状に対応する薬の知識、予防法などを出題します。出題内容を予備知識として持っているだけで、体調が悪いとき、病院に行くとき、薬をもらうとき、その他様々な生活の場面で役に立つと思います。