体のしくみに関する基礎知識

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 感覚器から感覚神経を通って伝わった刺激は、脊髄から脳へと伝えられます。脳では刺激に対する反応が決定され、脊髄から運動神経を経て運動器に伝えられます。脳に伝わる前に、脊髄から運動神経へと伝えられる反応を反射といいます。
 骨についた筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで、体をさまざまに動かすことができます。また、骨と骨をつなぐ関節の動きによって、手や足を曲げたり回転したりすることができます。骨には、体を支え、脳や内臓などを保護する役目もあります。


 外界からの刺激を受けて感覚神経に伝えます。目は光で物を見、鼻はにおいを感じ、耳は振動で音を聞き、舌は味を区別し、皮膚は触られたことを感じます。
 鼻や口から吸い込んだ酸素は、気管を通って肺へと運ばれ、肺胞の中で血液中に取り込まれます。血液中の二酸化炭素は肺胞に出され、呼気とともに放出されます。


 心臓は規則的に縮むことで、血液を体中に循環させます。血液は動脈から毛細血管を通って細胞に栄養と酸素を与え、二酸化炭素を受け取って静脈から心臓へ戻ります。
 口から入った食べ物を、食道から胃へと運んで消化し、大腸や小腸から吸収して、残りを肛門から排出します。肝臓・胆嚢・膵臓にも、消化・吸収を助ける働きがあります。


 血液中の不要な物質は、腎臓で取り除かれ、尿として膀胱に貯められて、尿道から排出されます。腎臓には、血液中の塩分や水分を調節する働きもあります。
 新しい命を生み出すための器官です。男性の精巣では精子がつくられ、女性の卵巣では卵子がつくられます。子宮で受精し、できた受精卵が着床すると、妊娠となります。


 成長を促したり、体の働きを調節したりするホルモンをつくります。下垂体・甲状腺・副腎・卵巣・精巣などで特有のホルモンをつくり、血液中に少しずつ分泌します。